fashionを通していろいろ考えるblog

ファッションブログだけど、キャピっとしてないし、おしゃれではないです。

すべてのショルには意味がある、その2

前回の「すべてのショルには意味がある 」では、最近のトレンドキーワードである、ゆる感を出すための袖変化、を見てきましたが、今回は、今春夏にターゲットを絞って、袖変化を見ていこうと思います。

 

この春夏を流れるムードは、”ゆるい”にカワイイをプラスした、ゆるカワというキーワード。花柄ロンパースやマキシワンピといった、楽チンだけど、手抜きじゃないアイテムがトレンドになっています。そんな、ゆるさとかわいさを表現する袖、というのが、今シーズンは多く見られます。

 

MORE 7月号 フレアスリーブ チュニック (MORE 7月号より)

袖に向かって広がる、フレアスリーブ。

MORE 4月号 バタフライスリーブ 花柄ブラウス (MORE 4月号より)

フレアを通り越して、ラッフルが付いているような袖は、

バタフライスリーブ、なんて言われたりします。

 

袖、ではないけれど、 MORE 7月号 サマーポンチョ

(MORE 7月号より)

ポンチョがトレンドにあがるのも、

袖という側面から見ると、ごもっともなお話で、

前回書いた、裁ち出し袖 と、

今回書いた、フレアスリーブ、という、

両方の要素が兼ね備えられております。

また、エスニックボヘミアンといった

民族調テイストの後押しもありますしね。

ポンチョは数年前から出ていますが、

今シーズンが一番気になる存在です。

そして、この流れは秋冬シーズンも継続すると思います。