fashionを通していろいろ考えるblog

ファッションブログだけど、キャピっとしてないし、おしゃれではないです。

「自分でつくるセーフティネット」に学ぶ、大人のSNSとの付き合い方。

FacebookTwitterInstagram、そしてこのBlog。いろんなツールを使って、ネット上に自分の思ったこと、考えたこと、気になることをアップしてきたけれど、最近おろそかになっているのがFacebook・・・。だって、何書いていいのか分からないんだもん。

 

「箱庭 hakoniwa」というサイト*参照1*で、"「Facebook」は信頼の証明書"と書いてある本が紹介されていました。この本はBlogやTwitterでも何度か紹介されているのを見かけたことがあったということもあり、Facebookとの付き合い方に悩んでいる私は、気になって読んでみました。

*参照1* 週末読みたい本「自分でつくるセーフティネット」|モノコト|箱庭 haconiwa|女子クリエーターのためのライフスタイル作りマガジン

 

 

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自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~」佐々木 俊尚 (著)

 

グローバル的Facebookと日本人的Facebook

著者の佐々木さんは、Facebookの本当の意味は、

第一は、人間関係を気軽に維持していくための道具。

第二に、自分という人間の信頼を保証してくれる道具。

 であると、おっしゃっています。

 

第一は、実感としてよくわかります。学生時代の友人で疎遠になっちゃった人とか、会社辞めちゃった人とか、海外に留学中の友人とか、実生活ではなかなか会えない人と繋がるのに、Facebookはとても役に立つ。

第二も確かに、実名という面が一番ですが、プロフィールや友人関係まで分かるのだから、納得です。

 

ただ、今の日本人的なFacebookの使い方は、著者が言うところの「強い繋がり」「ムラ的繋がり」で、現実の関係性が持ち込まれている人が多いと思うのです。そんな現実の関係性もある中での発言、しかもその関係性がそれぞれに違うものが一緒くただからこそ、人の目が気になるし、子どもがどうしたとか、食べ物おいしいとか、景色がきれいとか、飲み会でみんな仲良し、みたいな、内輪向けの記事、仲間内の記事が多くなりがち。

 

Facebookは世界で10億人以上が利用しているとのことですが、ブラジルではあまり流行っていないらしいし*参照2*)、日本ではオープンなFacebookより密なコミュニケーションをとれるLINEの方が人気ありますよね。Facebookが内輪向けの記事になりがちなのを、悪いと言いたいわけではないです。それが日本人的なFacebookの使い方であって、どのようにネットで他人とコミュニケーションをとるのか、それはお国柄があってしかるべきじゃないかな、と。

*参照2* 「媚びる女が嫌いな男」が狙い目【第4回】|「女のプロ」川崎貴子×bar bossa林伸次 対談|川崎貴子/林伸次|cakes(ケイクス)

 

 

佐々木さんは、この本のなかで「でも、考え方を変えてみれば、」「でもね、見方を変えてみましょう。」というような言葉を多用しています。(読んでる最中から気になっていて、読後にぱらぱらっと拾ってみただけで6箇所。もっとあるかも。)表があれば裏もある、とか、明るい面があれば暗い面もある、という内容もすごく多い。それは、今までの価値観でものごとを捉えるのはやめましょうってことを意味しているんだとは思います。

グローバル化が進んでいく中、そういうお国柄に由来する価値観は次第に薄れていくのかもしれません。若い人や海外経験のある人は、Facebookをもっとオープンに、上手に使いこなしているんだろうなとは思います。でも、N30DK*参照3*の多くは、縁のある(もしくはあった)人たちとのコミュニケーションのためにFacebookを利用しているのが大半だし、私もその1人です。

 

*参照3* 「悩める30代子育て期」の略。2014年のお洒落を「30代子育て期」の気分と立場で考える。 - fashionを通していろいろ考えるblog

 

 

セーフティネットとしてのSNSセーフティネットとしてのBlog

個人的には、本名や顔写真を晒していることや、友人関係が見えることよりも、誰からも見ることができるネットという広大な場所で何を発信しようとしているのか、何を伝えたいと思うのか。その内容を重視したいし、発信する内容との波長が合う方と繋がっていきたいなぁ、と思うのです。そういう意味では、Facebookだろうが、Twitterだろうが、Blogだろうが、ツールはあんまり関係ないかもしれない。

自分をさらけだすことが信頼を生み、その信頼で繋がるネット上の「ゆるい繋がり」が人生のセーフティネットになる、というのならば、私にとってのセーフティネットは、SNSよりもこのブログだなって思うのです。ブログを書いていることで繋がった方を信用しているし、知ってることなら伝えたいって思うし、機会が合えばお会いしたいとも思う。

 

でも、私、ブログを「セーフティーネットだ」と思ってやったことないし、そんな風に思って書いた記事なんて、絶対おもろないわーって思うんですよね。日本人は特に人の目を気にしがちだから、「善い人であれ」というメッセージは、意外と届きにくいかも。私は「楽しめ!」って、「SNSもブログも楽しもうぜ!」って思います。やっぱり楽しくなければ続かないし、楽しんでいるところに人は集まるよね。

 

炎上マーケティングならぬ、エンジョイマーケティング!だね。(どや顔)

おーい、山田くーん!acornくんの座布団、全部持ってっちゃってー。

 

 

 もうちょっとちゃんとした(?)書評はこちら↓

 

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そろそろ、これ書きます。

 

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