この秋、D&G発信のトレンド、ノルディック柄
8月に入ったことですし、
そろそろ本格的に秋物トレンドについて書こうと思います。
その年のトレンドの方向性を決める、
代表的存在のプレタポルテコレクション。 今は、ストリートやブログといった、
消費者発信のトレンドの勢力が強くなってはいますが、
やはり、コレクション発信のトレンドも見逃せません。
その中でも、アパレル各社が注目しているのは、
ここ数年、まるで日本のヤング市場をターゲットとしているかのような
コレクションをしているD&G。 春のトレンドだった、
ダンガリーシャツ+白のレーススカートのスタイル 、 発信源は、
D&Gがコレクションで出していなくとも、
この春に、日本の市場でダンガリーシャツやレーススカートが出てくる要素は
確かにあったと思う。
でも、D&Gが取り上げたことによって、
爆発的ヒットにつながったのは間違いありません。
というように、
D&Gのコレクションがシーズン立ち上がりのトレンドに及ぼす影響は
とても大きいのです。
そして、今シーズン、
D&Gが秋冬コレクションで打ち出したトレンドの1つ、 ノルディック柄。 セーター、マフラー、レッグウォーマーなどのニットアイテムは
ほとんどすべてに雪柄だったり、トナカイだったり、
ノルディックな柄が編まれています。
スカートやワンピースは、シフォン素材ですが、
ニットと同じノルディック柄をプリントしてあります。
日本では、セールと並行して、秋物の新作も出てきていますが、 さっそくノルディック柄もたくさん提案されてます。
個人的には、
数年前にギャルの間でカウチンニットが流行っていた記憶もあり、
大人の市場では、そのままではなかなか難しいかな、と。
各社、どうアレンジして、日本のマーケットにアピールしていくのか、
見守っていきたいと思います。