赤文字雑誌のおさらい。
昨年の今頃、アラサー雑誌比較の記事でも書こうかしらーん 、なんて戯れ言を言っていた私を、覚えている方はいらっしゃるのでしょうか・・・。私は、ずーっと覚えていました。
でも、なんか、Blancとか、Lipsとか、新雑誌出てきたりして、まとまりきらないまま1年が過ぎていました。言ったことはやる!!たとえ、誰も求めてなくとも!!
ということで、まずはそのアラサー雑誌を押さえるにあたり、赤文字系雑誌という言葉のおさらいをしておこうと思います。
赤文字系雑誌とは、2003年頃から言われるようになった言葉で、
光文社発行の『JJ 』(ジェージェー)、
の5誌のこと。
これらの雑誌のロゴが赤い文字で書かれることが多かったので、赤文字系雑誌と呼ばれるように。この言葉が生まれた当時、各雑誌が提案していたのはトレンドミーハーなエレガンススタイル。男性目線を意識した服、ということで、モテ服、という言葉も生まれました。
その後、モテ服の反動で青文字系雑誌が台頭してくるわけですが、その話はまた今度。
一時のブームは去った赤文字系雑誌ですが、それぞれの雑誌の特徴を生かしつつ、今の世の中にフィットする誌面作りを模索してきているようで、最近は『おしゃP』ブームを打ち出した『JJ』が人気を復活させていますし、『ViVi』もどんどんパワフルになってるし、やっぱり『CanCam』は根強い人気だし。(『Ray』は・・・、よく分からん。)
というのが、私の赤文字系雑誌に関する認識なわけですが、赤文字系雑誌で女子大生を謳歌した人たちが社会人となって、もうこの雑誌じゃちょっと若いな、と感じたら次に何を読むか・・・、ということを意識して作られた雑誌、それが赤文字卒業生系雑誌です。これがいわゆるアラサー雑誌に繫がっていきます。
ViViからは『GLAMOROUS』が2005年に創刊され、CanCamからはまさにそのまま、「お姉さん系CanCam」という名の『AneCan』が2007年に創刊。
過去に女子大生ブームを生んだ経験のあるJJは、すでにその流れを踏まえた雑誌作りができていて、JJ卒業生は『VERY』を読む人が多いんだそうだ。ちなみに、主婦の友社には残念ながらRay卒業生を引き受けてくれる雑誌は作られておりません。
(年代的にはGISELeがありますが、Rayのテイスト感ゼロなので別扱いとします。)
母体の赤文字系雑誌がそれぞれ独自の道を歩んでいるのと同じように、赤文字卒業生系雑誌もひとくくりにはできない独自性のある誌面に仕上がっています。
というわけで、赤文字卒業生アラサー雑誌比較に続きます。
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