fashionを通していろいろ考えるblog

ファッションブログだけど、キャピっとしてないし、おしゃれではないです。

年の瀬です。

2011年も、あと少しになりました。

このブログの年内の更新は

今日で最後です。

東日本大震災

今年を振りかえる上で、

一番に思い出される出来事、

だけれども、

年が明けるとはいえ、

過去のモノとは到底言えない現状で。

9ヶ月たった今は、

ほとんどが原発放射能のニュースばかりだけれども、

一番忘れてはいけないのが、

被災者の方々の当たり前だった日常が、

まだまだ取り戻せていないこと、

なんじゃないのかな、と思う。

来年は、いい年にしたい。

いい年って、抽象的すぎるけど。

みんなを幸せに、なんて、

大風呂敷は広げられないけど、

自分の周りにいてくれる、

友人、知人、会社の同僚、

あのおばちゃんやこのおじちゃん、

そして家族と、

幸せを分かち合いたいと、思っています。

一緒に感情を共有してきてくれた恩返しを、

来年はもっとしていきたいと思っています。

そして、もっと強くなりたい。

あの未曾有の震災を受けて書いた、

当時の私の記事は、

不謹慎とか、他人事にしか思ってない、とか、

思った方がどうやらいらっしゃったみたいで。

自分としては、

言葉は慎重に選んだつもりだし、

その言葉に嘘偽りはなく、

被災した人をないがしろにしたつもりも、

全くないのだけれど、

しばらく間は、

そのことに囚われすぎて、

読者の方の目を

気にしすぎていた時期がありました。

不謹慎という、行き過ぎた価値観の枠が、

社会から取り外された今、

あの時の私の言葉は、

自分基準で間違っていなかったと、

今では、心の底からそう思えます。

あのとき、ああいう状況でも、

自分の言葉を、思いを、

信じきることができなかったのは、

自分の弱さだな、と。

必要以上の正義感や、

過剰な同情は、

誰も救えない。

それどころか、

その気持ちを利用されて、

悪質なチェーンメールの片棒を、

知らず知らずのうちに担がされてしまう。

当時はあんなに熱く、

震災に心痛む内容を書いていた人も、

今となっては、どこえやら?の人もいる。

正義感や同情が、

悪いというわけではなく、

(それによって、気持ちが楽になった方も

いらっしゃるだろうから。)

熱しやすく、冷めやすい、では

いけない。

そして、ああいう緊急時ほど、

自分の気持ちを、社会の価値観に流されてはいけない、と。

何が正しくて、何が正義かを決めるのは、

社会ではなく、自分だから。

年の瀬に、がっつり真面目な話、

書いちゃいましたけど、

基本、このブログは

ファッションブログです(笑)。

来年も、アラサー×ママ×デザイナーという

視点からのファッショントークを、

がつがつ書いていきますよー!

みなさまにとっても、

2012年がより良い1年となりますように。