「30代でやっておきたいこと」 川北義則
今年は、いっぱい本を読むぞー!と
意気込んでます。
せっかくなんで、先日書いた ように、
読書レビューも書いていきますゼ。
というわけで、
先日、こんな本を読みました。
「30代でやっておきたいこと」 川北義則
旦那様が、今期からの新課長に、
読んどいて、と渡されたそうです。
ずーっと机の端に置いてあったので、
なんとなく読んでみました。
タイトル通り、
充実した仕事人生を送るために、
30代でやっておきたいこと、
30代で持っておきたい考え方などが
書いてある本です。
三十代の仕事は「段取り力」で決まる、とか、
もっと「時間」にシビアになる、とか、
ある種、仕事の基本というか、
ま、分かっちゃいるけど、
目先のことに追われてできてない、というか、
まぁ、耳の痛いお言葉、というか、
でも、正直、
30代より20代が読むべき、というか、
というような内容が多かったのですが、
個人的に気になったのは、
男の器量は、「女」でわかる、とか、
女性と屈託なく付き合うコツ、とか、
そのあたりを
指南していることに、
なんだか、違和感というか、
古い価値観を感じたんですよね。
(このくだりで、著者の方は、
結構お年を召された方じゃないかな、と
思ったら、やっぱりそうでした。)
内容は、決して間違っているわけでも、
共感できないわけでもないのですけどね。
なんでしょうね、
糸井さんも、おちさんも、可士和さんも、
自分の仕事と奥さんを、
切り離してないんですよね。
イトイ新聞に、
樋口可南子さんがよく出てくるし、
おちさんのブログにも、
越智千恵子さんが出てくるし、
可士和さんなんて、一緒に仕事してるし。
そういうことができるって、
その根底にあるのは、
女性、奥さんに対して、
「尊敬」の気持ちな気がします。
尊敬してないと、
一緒に仕事なんて、絶対できない。
上の3人は、
フリーもしくは独立されてる方なのに対し、
この本は、
サラリーマン向けの指南書であることも、
関係あるかもしれませんが。
でも、今時、サラリーマンであっても、
保障された身分ではないし、
定年まで勤めるつもりであっても、
フリーでやってけるくらいの能力や気持ちってのは、
持っていないといけないと思います。
そういう意味ではね、
ちょっと不満は残るかな。
私、本読むのが
好きなんですけど、
言いたいことを
きちんとまとめられた本よりも、
対談だったり、
雑談だったりの方が、
その著者の方が、
本当に伝えたいことが伝わる気がするんですよね。
この著書の方を存じ上げていなかったので、
この本を読んだ後、検索してみました。
(先入観を持ちたくなかったので、
本を読んだ後ね。)
本もよかったけど、この対談の方が、
川北さんの言わんとすることが、
ぎゅっと詰まってる気がする。
ダイヤモンド社 書籍オンライン
人生最大の後悔年齢は40代!
後悔しないためには失敗談から学べ
川北義則×大塚寿 対談【前編】
http://diamond.jp/articles/-/14694先人たちは何を後悔しているのか?
最後は人間関係に後悔が集中する理由
川北義則×大塚寿 対談【後編】
http://diamond.jp/articles/-/14720
とか、いろいろ書いといてナンですが、
私、そもそも、
自己啓発本やビジネス書が好きなんですが、
今は、そういう本よりも、
小説や自叙伝を読みたい気分になってます。
仕事の知識を得るより、
いろんな人の気持ちを知る方が、
人生はより豊かになるし、
それは結果的に仕事にも
繋がっていくんじゃないかなーと。
手始めに、石田衣良さん の小説を
読んでみようかな。
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うひゃー、どのレビューも
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