「ゴミ」と思う先入観が、ゴミである。
余計なものはいらないんだ!制限ファッションだ!と、今の世の中、モノを減らそうというマインドだよね!と豪語しておきながら、実は捨てられない性分なんです。いらないけど捨てられない、どんどん溜まっていくものが・・・。
↓これね。
我が家の水のトラブルを守ってくれるという、松村さん(家の呼び名:バウバウ)とダンディーさん(我が家の呼び名:ゲッツ)が、何人もキッチンに居座ってます。
気がつけば、食洗機の壁一面マグネット・・・。
マグネット自体は重宝するのですが、ビジュアルがね、ちょっとね。しかも、こんなにいらないよね。そんなに一斉に見つめられても困っちゃうんですよ。いやん。
というわけで、表面をビリビリっと剥がします。サイナラゲッツ。
娘に上からペタっと貼ってもらいます。
はさみでチョキチョキっと切れば完成!
あーらあら、可愛らしいリボンマグネットに変身ですよ。
自分のお絵描きが、かわいいマグネットで貼り出されて、娘も大喜びです。
この見覚えのあるリボンは、ガソリンスタンドでもらったティッシュ箱に印刷されたキティーちゃんから。
中身を使い終わって、さて捨てるか、と思ったのですが、ただ捨てるのはもったいないかわいさだなぁ・・・、と手を止めてしまったんですよね。キティーちゃんの真っ黒な瞳を見つめていたら、プロのハンドメイダーminamiさんのブログを思い出したのでした。
→貰いもので簡単マグネット|minamiな日記~ナチュラル男の子服をハンドメイド~
「捨てられない」ものに、「ゴミ」をくっつけたら、なんと娘が喜ぶ「かわいいもの」に変身!
いらないものだ!と決めつけて捨ててしまえば、それは確かにただのゴミ。部屋はすっきりします。気持ちもすっきりするでしょう。捨てることは、気持ちのいい行為だし、時には必要な行為です。モノが多すぎる生活は、逆に不便だということを、最近つくづく感じます。
でも、少しのアイディアで、いらないと思っていたものは娘の工作道具になり、かわいいと喜んでくれるものになり、このマグネットを使いたいがために、娘は絵をいっぱい書いてくれました。
世の中に素敵なモノはいっぱいある。おいしい食べ物も、おしゃれな洋服も、おもしろいおもちゃも。でも、モノを見て、ピン!とアイディアが閃いて(って、minamiさんブログからの拝借だけど)、娘と一緒に作って、それに触発されて娘も絵を書いて、という一連の経験は、購入のおしゃれマグネットではなし得なかったこと。最近、こういう経験に、幸せを感じるんだよなぁ。
手持ちの資源を見直すことの大事さ。そこに幸せを感じる感性。やや抽象的ですが、そういうことを大事にしていきたいと思った出来事でした。
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