森ガール、日本全国浸透中
10月18日のアメーバニュース から、一部抜粋。
ミクシィのコミュニティで盛り上がり、今や一般的な言葉としても使用されている
「森にいそうな女の子」、通称“森ガール”。
この森ガールには
「ゆるい感じのワンピースが好き」
「北欧系ファッションに興味津々」
「ポシェットとかつい使ってしまう」
「カメラ片手に散歩をするんぼが好き」
といった数多くの定義があり、これに多く当てはまった女性を指す。
全国のブロガーたちにも勿論この言葉は浸透しており、キーワードを検索すると、
・森ガールの定義にぴったり。本当に森に住もうかしら。 ・大阪で開催されたロハスのイベントにも参加して、気分はすっかり森ガール。 ・森ガールを目指して、水玉のワンピ買っちゃった!
といったコメントが多数発見できた。
私が「森ガール」という言葉を知ったのは今年の8月。
(そのときの記事 →「森ガール」なイメージの女性有名人ランキング )
先週、東海地方で放送されてる、ローカル情報番組でも取り上げられていたし、
この前行ったららぽーと磐田(その時のレポはこちら →名古屋人にとってのららぽーと磐田 )
でも、入り口に「森ガール」と書いてあった靴屋さんが繁盛しているのを見て、
「こんなところまで広がってきているってことは、
森ガールって、すでに一般的な言葉なのかしらん。」と思っていた矢先の、このニュース。
“森ガール”は、時代の流れを押さえているうえ、
イメージしやすいことから多くの人に受け入れられているようだ。
って書いてあるけど、今だからそういう人が増えてきたというよりは、
元々、そういう人たちはいた気がする。
『「セクハラ」にしろ「ストーカー」にしろ「ひきこもり」にしろ、
言葉が発明されたことによって、急にその現象が目立つ』というのは、
おばさん未満を書かれた酒井順子さんの言葉ですが、
森ガールもまさしくコレ。
「森ガール」ファッションは、
一つ一つの商品はそんなにパンチ力があるわけではないから、
誰もがマネしやすい、一見、簡単そうに見えるファッションかもしれないけど、
コレ、簡単なようで、かなり高度なファッションだと思いまっせ。
例えば、ギャル系やセレブ系といったスタイルは、
今だったら、レースジレとか、クラッシュジーンズとか、1つのアイテムが強いから、
一見、着こなすのが難しいようだけど、あとはベーシックでもサマになる。
対して、森ガールを含むナチュラル系は、
1つ1つの商品はそんなにクセがあるわけでもないから、
どんなアイテムを選ぶかというよりも、どういうコーディネートをするかが大事。
そこに、「すこしクセのあるファッション」を加えたのが森ガール。
そのクセのポイントは、
ゆるい、柔らかいという雰囲気だったり、ふわっ、もこっといった触感だったり、
とーっても感覚的。
どのアイテムをどうコーディネートするのか、というバランス感と、
森ガールがゆえの一ひねりをどう表現するか、というセンス。
まぁ、どういうファッションにおいても、この2点は大事だと思うけど、
1つ1つのアイテムではなく、コーディネートで表現しなければいけない森ガールは、
とりわけ大事なんじゃないかな、と思うのです。
森ガール 安易に飛びつくと 痛い目に
クセ出さないと 手抜きファッション
acorn心の短歌