お母さんは貝が好き。
今週のお題「お母さん2014」
「お母さんは貝が好きだから」という理由で、急遽、潮干狩りに行くことになった、5月11日。母の日です。ずーっと感謝する立場だったのに、いつのまにか感謝される日に(も)なったのですね。しみじみ。
「貝が好きだから、貝で有名なとこにご飯食べに行くならわかるけど、潮干狩り・・・、ってどうなんだ? てか、ホタテは好きだけど、すし屋さん行ったら、絶対貝類頼むけど、すっごく好きっていうほどでなくて、まあ普通に好きってくらいで・・・。しかも潮干狩りってあさりだし・・・。あさり、すでに冷凍してあるの2パック分あるし・・・。」
などと腑に落ちない思いを抱えつつ、名古屋から車でびゅーんと1時間。南知多までやってきました。でも、「貝が好きだから!」とその日の朝に思い立ったからといって、下調べなしに潮干狩りへ行ってはいけません! 潮の満ち引きの関係で、「潮干狩りは明日からだよ。」と言われてしまいました。(旦那様、そこはきちんと調べておくれよ・・・。)
というわけで、潮干狩りは諦めて、南知多ドライブに変更。
ぷらっと浜辺に立ち寄って波と戯れたり、海なのに水切り大会してみたり(石を投げて、水面をぴょーんぴょーんってやるやつね)、ぐるなびを頼らず、おいしそうな雰囲気の漂うお店に入ってみたり、「ランチは2500円からなんですけど、よろしいですか?」と言われ、よろしくないけど、じゃあ辞めますとも言えず、笑顔で「大丈夫です」と答えてみたり、でもやっぱり値段だけあって、かなりおいしくて大満足だったり。
普段はきちんと計画を立ててがっちり遊びにいくのですが、たまにはこんなゆるりとした遊び方もいいですね。
お母さんに潮干狩りのあさりを!は叶わなかったけど、上の娘は、海辺で拾った中身のない貝をプレゼントしてくれ、
旦那様は、結局ドライブ中に買ったあさりでボンゴレ・ビアンゴを作ってくれました。
(どどーんとした雑な盛り付けが、ザ・男の料理)
中身のない貝は、娘の愛情が詰まってキラキラして見え、ボンゴレ・ビアンゴと化したあさりは、旦那様の愛情スパイスが効いて、ひときわおいしかったのでした。
かあちゃん、やっぱり、貝が好きだぜ。