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fashionを通していろいろ考えるblog

ファッションブログだけど、キャピっとしてないし、おしゃれではないです。

2013年、春のファッションキーワード:ムード編、その3

先日の続きです。

2013年、春のファッションキーワード:ムード編 - fashionを通していろいろ考えるblog

2013年、春のファッションキーワード:ムード編、その1 - fashionを通していろいろ考えるblog

2013年、春のファッションキーワード:ムード編、その2 - fashionを通していろいろ考えるblog

 

次は、

3:センスある投資とは、「買う」行為そのものを意識すること。

について。

 

お金を使う、ということに罪悪感を持つ人が、特に若い人に増えている、と以前ニュースでやっていました。不景気というのは、人のお金に対する価値観にまで、影響を及ぼすのですね。それって、かなり恐ろしいことかも。

でも、私たち日本人は、東日本大震災で学んだ教訓があります。行き過ぎた自粛は、誰のためにもならないんだ、と。

 

お金という価値を信用した、経済社会で成り立っている、私たちの人間社会。社会に参加する、というと、=働く、お金を稼ぐことばかりが注目されがちですが、お金を使うことも、社会に参加するという意味では、同等のハズ。

お金を稼ぐことと、お金を使うことは、2つでワンセット、どちらか1つでは成り立たないのだから、使うことに罪悪感を持つ必要は、全くないですよね。

 

お金は、稼いで使うことで、社会をくるくると循環するもの、という意識を持つことが、「買う」行為において、大事な考え方になっていると思います。

その、一見、罪悪感を持ってしまう「買う」という行為に必要な感覚が、センスある投資、だと思うのです。

 

「モノを買うという行為は、そのお店を支持すると投票することと同じ」と、2年ほど前に書きましたが、モノに対してではなく、そのモノを作り上げた会社や、世に送り出してくれた会社に対して、お金を払う、という意識、こういうモノに出会わせてくれた会社に「投資」する、という意識が、とても大事になってきていると思います。

私たちがお金を使ったら、そのお金を得た会社が、そのお金を使って、そのモノを作り上げてくれた人のお給料を支払ったり、次の、もっといいモノをつくるための資金になったりするわけです。いろんなところで取り扱っているような商品を買う場合、一番値段が安いから、近所だから、クーポンが使えるから、と、そこで買う理由はいろいろあると思いますが、このショップを応援したいから、という理由で買う、ということも、今後は増えていくと思います。

 

 

「日本製」の商品を選ぶ理由として、工業製品なら、品質がいいから、とか、食品だったら、安全だから、とか、そういうモノのクオリティーで選ばれてきたと思います。

ところが今は、安くて品質も悪くない、それどころか、安いうえに、品質も良い海外製品が、いっぱいあります。国内のモノ作り産業は、どの業種も衰退しています。でも、いいモノを作ろうと、そして、それを伝えようと頑張っている会社は、確かにあるのです。

お金はくるくる回るもの、という意識でいると、値段や品質だけでない理由で、日本製を選ぶ、という行為も、上のこのショップを応援したい、というのと同様に、増えていくのではないかと思います。

もちろん、ただ日本製だから、でいいわけはなく、いいモノを作る努力、それを伝わるように伝える努力、があってこその、「投資」なのですが。

 

ファッション業界では、中国製が大半を占め、さらに、カンボジアベトナムなど、いわゆる第三国の商品も、ものすごい勢いで増えています。私自身、海外生産の商品しか担当してこなかったせいもありますが、日本国内のそういう頑張っている会社の話は、あまり聞いたことがありません。

自戒を込めて言いますが、生産に携わる会社だけでなく、アパレル企業も同様だと思います。私の今の一番のお気に入り子供服は韓国企画の商品ですし。そういう意味では、ファッション産業は、少し努力が足らない気もします。

 

「買う」とは少し違いますが、お金を手放す、という意味では、「寄付」も同じ。東日本大震災で学んだもののもう1つ、「寄付」に対する考え方が変わった方、多いのではないでしょうか。かくいう私も、そんな1人です。

「チャリティー」に関心が薄いと言われる日本人ですが、「寄付」という行為が、買い物をするのと同じように、日常的に、当たり前のように、人々の中に根付いていくのではないかと思います。

少なくとも私は、何かあったときだけでなく、定期的に寄付をしていこうと思っています。だからこそ、気張らず気軽に「寄付」できるシステムが、もっともっと広がっていくと思うし、広がってほしい、そう願っています。

 

 

 

すべての「買う」という行為において、上の要素を当てはめるのは、現実問題、難しいかもしれません。

いいモノ、というのは、そして、日本製というのは、やっぱり、それ相応にいい値段がするから。寄付だって、得られるものは、モノではないですし。身の回りのすべてのものを、その基準で選べるほど、我が家は裕福でない(笑)。

 

そこは、ここはこだわりたい、という、個人のプライオリティーが大事になってくると思うのです。私の場合、家族、特に下の娘に関わることと、あとは、やっぱり、ファッションでしょうねー。

その中でも、例えば、マタニティーウエアは、着る期間が短いから、プチプラブランドにしようとか、レザージャケットは、通勤着で一生モノだから、それなりに投資をしようとか、さらに優先順位をつけて、お金を使うわけです。

不景気だから節約、ではなく、不景気だからこそ、心の充足感を得られるモノに、お金を払いたい、満足のいくお金の使い方をしたい、そんな気分なのです。

 

 

 

 

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