すべてのショルには意味がある、その2
前回の「すべてのショルには意味がある 」では、最近のトレンドキーワードである、ゆる感を出すための袖変化、を見てきましたが、今回は、今春夏にターゲットを絞って、袖変化を見ていこうと思います。
この春夏を流れるムードは、”ゆるい”にカワイイをプラスした、ゆるカワというキーワード。花柄ロンパースやマキシワンピといった、楽チンだけど、手抜きじゃないアイテムがトレンドになっています。そんな、ゆるさとかわいさを表現する袖、というのが、今シーズンは多く見られます。
袖に向かって広がる、フレアスリーブ。
フレアを通り越して、ラッフルが付いているような袖は、
バタフライスリーブ、なんて言われたりします。
(MORE 7月号より)
ポンチョがトレンドにあがるのも、
袖という側面から見ると、ごもっともなお話で、
前回書いた、裁ち出し袖 と、
今回書いた、フレアスリーブ、という、
両方の要素が兼ね備えられております。
民族調テイストの後押しもありますしね。
ポンチョは数年前から出ていますが、
今シーズンが一番気になる存在です。
そして、この流れは秋冬シーズンも継続すると思います。