春トレンドのおさらい、デニム編
先日のブログで、今年の春はボーダー、花柄、レース、デニムが4大トレンドのようです。
と書いて、うんちく垂れてきましたので、今日は残りのデニムについて。
(ボーダーについての過去記事 →★ )
(花柄についての過去記事 →★ )
(レースについての過去記事 →★ )
今春のトレンドデニムは、ライトオンスデニムとダンガリーです。
雑誌の紹介では、シャツだとダンガリーシャツ、ボトムやもしくはまとめて紹介する企画なんかだとデニムと表記されることが多く、この区別がなされていないこともあるんですけど、デニムとダンガリーは、本来は別物です。というか、まぁ、ダンガリーはデニムの一種になるのかな。
ちなみに、ライトオンスデニムは、簡単に言うと薄手のデニムということ。ライト(light)は、軽い、オンス(ounce=oz)は、重さの単位です。ダンガリーも、デニムと同じようにインディゴカラーをしていて、シャツ地に使われることが多い薄手の生地です。
最近は、言葉の定義に当てはまらない生地も多く、一概にこう!とは言い切れないのですけど、これは絶対はずせない定義というものがあって、生地の青い色はインディゴ(藍)を彷彿する色、というのは共通するポイント。デニムは、タテ糸が青く、ヨコ糸が白。クラッシュデニムの、ヨコに残っている糸は白いことからもわかります。対してダンガリーは、タテ糸が白で、ヨコ糸が青い。
素材は綿だの、織りは綾織りだの、という細かいことも本来ならあるんですけど、綿麻ダンガリーだって、平織りデニムだってあるのだから、もう、その特徴はタテヨコの糸色しかないんじゃないか、というのが私の見解です。
で、実際の商品で、ライトオンスデニムとダンガリーはどう違うのかって話ですけど、ここまで言っといてなんですが、実際の商品だとどう違うかって、私、よくわからん。正直、どっちゃでもいいと思います。デザイン、色、風合いなどが気に入ればそれでよし!
それよりも重要なのは、デニムの流れは、薄く、軽くなっていること。色も明るく、クリーンなものになっていること。あと、デニム=ジーンズではなく、さまざまなアイテムで出ていること。
次回は、このあたりを掘り下げて書いていこうと思います。